2月 2018 archive

見え方がおかしい緑内障を予防するには血行促進がポイント

緑内障をご存知ですか?
視神経が侵されることで眼の見える範囲が狭まっていく病気です。

放置しておくと見えない領域がどんどん広がって、やがては失明します。
我が国の中途失明原因の第1位がこの緑内障なのです。
出典:http://tarchan.com/

患者は中高年以上に多く、40代以上のなんと20人に1人が緑内障といわれています。
にもかかわらず、そんなに患者数が多い印象がないのは、なぜでしょう?

実は、緑内障はほとんど自覚症状がないんです。
緑内障患者といわれている人でも、その8割に病気発見時の自覚症状がなかったといいます。
視野の欠けが始まっても正常なもう片方の眼が本能で補ってしまうため、ふつうの人ではまず気が付かないのです。

普段から気づくには、片目をつぶって見え方のチェックを意図的にしない限りわかりません。

最初は視野の周りのほうから欠くといいます。
そのうち見えない領域が広がり、あれ変だな? と思うころにはもうかなり進行しています。

緑内障のいちばん残念なところは、一度見えなくなってしまった視野は治療をしても元には戻らないことです。
ですからできるだけ視野の欠けが少ない段階、すなわち初期のうちに、治療を開始することが大切なのです。

治療の基本は点眼薬による眼圧の降下です。
緑内障ではしばしば眼圧の上昇が見られるため、できるだけ下げてやることが進行の抑制になるのです。

最近は正常眼圧緑内障といって、眼圧が正常であるのにもかかわらず緑内障を発症するかたが増えていますが、それでも治療は眼圧を下げることに変わりありません。

眼圧を30%下げることで正常眼圧緑内障の80%に効果があったという報告もあるほど。
眼圧降下は緑内障治療の基本の「き」なのです。

逆に言えば眼圧降下コントロールさえできていれば、緑内障は恐れる病気ではありません。

いつか失明するかもしれない…、と恐怖を抱いて暮らすより、慢性疾患を薬で管理していくぐらいの気持ちでいたほうがよほど実情にあっています。

それよりなにより発症しない、させないことがいちばんです。
長時間目を酷使することは避けましょう。

特に紫外線や、パソコン・スマホなどのブルーライトは目への刺激が強く、酸化ストレスを増大させ。目周辺部の血行を悪化させます。

正常眼圧緑内障の増加の原因は、この血行不良が絡んでいるのではないかといわれています。

まだはっきりしたことはわかってないのですが、血液の流れが滞ることが視神経に悪影響をもたらしていると考えられています。
そのため光線刺激をはじめ、血行を悪くさせることは避けたほうがいいです。

喫煙はその典型。
目に限らず、体の調子にも大きく影響しますよね。

禁煙とバランスのとれた食事、適度な運動、ストレスをためない生活が大切なのは血行を促進させるためであり、それが体全域にわたって大切なポイントといえるのでしょう。